人生果實 的劇情介紹 · · · · · ·
愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンの一隅。雑木林の中に佇むモダンな平屋。それは建築傢の津端修一さん(90)が、師であるアントニン・レーモンドの自邸に倣って建てた傢。四季折々のキッチンガーデンを彩る70種の野菜と50種の果実が、妻の英子さん(87)の手でごちそうに変わる。ふたりはコツコツ、ゆくりと時をためてきた、そして90歳の修一さんに新たな仕事の依頼がやってくる―――<br> 長年連れ添ったふたりの暮らしから、この國が、ある時代に諦めてしまった本當の豊かさへの深い思索がはじまる。